コラム包括母恋NEWS!

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 皆様のご理解とご協力のもと、地域包括支援センターの活動は18年目を迎えます。コロナ禍が続く中、地域への活動が十分にできない状況が続いていますが、それでも地域の皆さまや民生委員の方々からの相談をいただくと、地域に根差した活動を地道に重ねた結果と感じております。
 昨年の相談件数は、介護保険制度や心身の健康状態についてなどの件数が多いのは例年同様ですが、認知症の相談、権利擁護の相談が多くなってきている傾向がみられます。一人暮らしの高齢者が、判断能力が低下したり認知症になったりすることで、金銭管理を含めその方の権利を守るためにどのように支援をしていったらよいのか、日々考えながらよりよい支援ができるように活動をしています。
 これからはケアラー(こころやかだに不調のある家族の介護などをする人)やヤングケアラーへの支援も地域包括支援センターに求められています。ますます地域の皆様が安心して過ごせる地域になるよう、行政や地域の皆様と共に考え、活動して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。

<管理者  井脇 真澄美>